叡比叡山(ひえいざん) ── 京都と滋賀の境に位置する標高848mの霊山。延暦四年(七八五)、 最澄(さいちょう)がこの山に登り、 一乗止観院を結んだ。後に 延暦寺と呼ばれ、 日本天台宗の本山となる。
最澄は遣唐使として渡海し、天台宗の教えを学んで帰朝。「一切衆生悉有仏性(あらゆる生き物に仏性が宿る)」を説き、京の都を守る護国の山として比叡山を整備した。
比叡山は 日本仏教の母山と呼ばれる。法然・親鸞・道元・栄西・日蓮 ── 鎌倉新仏教の祖師たちは皆、比叡山で学んだ。ここから八宗派が生まれ、日本仏教の主流が形成された。
千日回峰行(せんにちかいほうぎょう) ── 七年間で延べ四万キロを歩き続ける修行。途中の 堂入りでは九日間の断食・断水・不眠・不臥を行い、それを越えた者だけが 大阿闍梨となれる。戦後現在まで成し遂げた者は十数名のみ。
十 界 修 行 ・ 六 根 清 浄
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※ 修験道は信仰の山。装束・作法・伝統を尊重しての登拝をお願いします。気象条件により登攀困難となる場合あり。
比叡山東麓に座す総本宮。
山王権現として比叡山の鎮守を担い、
延暦寺と一体不分の関係を千二百年保ってきた。
比叡山参拝の起点として、まずここに詣でるべし。