英英彦山(ひこさん) ── 福岡県・大分県境にまたがる標高1,199mの霊峰。古来 「日子の山」と書かれ、北部九州の修験道の総本山として、出羽・羽黒、大和・大峯と並ぶ 日本三大修験道場に数えられる。
継体天皇の御代(六世紀)、北魏の僧 善正法師が日本に渡来し、藤原恒雄(つねお)に出会って山頂で 天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)の応現を得たとする。これが英彦山修験の始まり。
中世から近世にかけて、英彦山は 三千八百坊と称される一大山岳宗教都市となり、北部九州一円から修験者・参拝者が集まった。座主は天皇の皇子が代々務める 勅願寺として、九州随一の格式を誇った。
明治の 神仏分離・修験道廃止令により、英彦山修験は壊滅的な打撃を受けた。三千八百坊の大半が廃絶し、山は急速に静寂を取り戻した。しかし二十一世紀に入って 修験道復興運動が始まり、英彦山は今、 再生の途上にある霊山である。
十 界 修 行 ・ 六 根 清 浄
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※ 修験道は信仰の山。装束・作法・伝統を尊重しての登拝をお願いします。気象条件により登攀困難となる場合あり。
全国八幡宮の総本宮。
八幡神(応神天皇)を主祭神とし、
古来、英彦山修験と密接な関わりを保ってきた。
英彦山の天忍穂耳命と宇佐の八幡神は、
共に天孫の血脈として九州の精神圏を支える。