葛葛城山(かつらぎさん) ── 標高959m、大和と河内の境に座す山系。役行者 役小角(えんのおづぬ)の故郷であり、この山で行者は呪術と山岳行の基礎を身につけた。
舒明六年(六三四)、葛城上郡茅原(現御所市)に生まれた役小角は、若くして葛城の峯々を駆け、 葛城二十八宿(かつらぎにじゅうはっしゅく)と呼ばれる経塚を巡る修行を確立。法華経二十八品をそれぞれの峯に納め、山岳と経典を結ぶ独自の修験道を生んだ。
葛城山の伝説で名高きは 一言主神(ひとことぬしのかみ)との確執。役行者が一言主を従えて葛城山と金峯山の間に橋を架けようとしたが、神は容貌を恥じて夜のみ働き、業を成さなかった。怒った行者は神を金縛りにし、これを訴え出られて伊豆へ流された ── と『日本霊異記』は伝える。
葛城・大峯・吉野 ── 役行者ゆかりの三聖地のうち、葛城は 修験道の揺り籠である。後世、葛城修験は大峯修験と並ぶ二大流派となり、 修験道そのものの原型をこの山が孕んだ。
十 界 修 行 ・ 六 根 清 浄
葛城山参拝の前後に必要な手配を、ここでまとめて。
※ 各リンクはアフィリエイト広告を含みます。手数料は本サイトの運営費に充当されます。
※ 修験道は信仰の山。装束・作法・伝統を尊重しての登拝をお願いします。気象条件により登攀困難となる場合あり。
三輪山を神体とする日本最古の神社のひとつ。
葛城・大峯と並ぶ大和の三大山岳信仰の中心。
役行者は若き日に葛城・三輪を往き来して、
「山を神とする」古来の信心をここで学んだ。