霧霧島山(きりしまやま) ── 鹿児島県と宮崎県境にまたがる連峰。 韓国岳(からくにだけ)1,700mを最高峰とし、 高千穂峰1,574mを含む。古来 天孫降臨の地として日本神話の中核を担う。
『日本書紀』『古事記』によれば、 瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)は天照大神の孫として、三種の神器を携えて天降った。降りたった地が 『筑紫の日向の高千穂のくしふる峰』── これが高千穂峰と伝えられる。
高千穂峰の山頂には 天の逆鉾(あめのさかほこ)が立つ。神話で瓊瓊杵尊が地上を平定するために用いた鉾を、逆さに刺したものと伝える。坂本龍馬が新婚旅行で訪れ、引き抜いた逸話でも知られる。
霧島山系は活火山群でもある。 新燃岳・御鉢の噴火は今も続き、人々は神の怒りとして畏れた。霧島修験は、神話と火山の二重性を一身に体現する日本古層の山岳信仰として、現代に至るまで命脈を保つ。
十 界 修 行 ・ 六 根 清 浄
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※ 修験道は信仰の山。装束・作法・伝統を尊重しての登拝をお願いします。気象条件により登攀困難となる場合あり。
薩摩半島南端、開聞岳の麓に座す古社。
霧島の天孫降臨に対し、開聞は瓊瓊杵尊の御子・
火闌降命(ほのすそりのみこと)を祀る隼人系の社。
日向神話の南北を結ぶ参拝路として往来すべし。