駈大峯奥駈道(おおみねおくがけみち) ── 吉野山から熊野本宮大社まで、 大峯山系の主稜線を踏破する全長約170km・標高差累計1万メートル超の縦走路。日本修験道において最も厳しく、最も神聖な行場の道として千三百年踏まれ続けてきた。
役行者がこの道を開いたと伝える。 『大峯七十里』── 吉野から熊野まで山中を七十里(約280km、当時の里換算)歩く修行。途中の七十五箇所(伝承では百七十五靡(なびき))に経塚と行所を備え、山伏は法華経の写経を各所に納めながら進む。
通常 一週間以上を要する縦走。 順峯(吉野→熊野)・逆峯(熊野→吉野)の二方向があり、近世以降は本山派(熊野系)が順峯、当山派(吉野系)が逆峯を主とした。途中、 大峯山寺・玉置神社など修験道の中核霊地を通過する。
現代でも本山派・当山派の山伏たちが毎年この道を踏破する。 道そのものが行── 修験道において道は単なる移動経路ではなく、 歩むことそのものが悟りへの修練であり、奥駈はその究極形である。
十 界 修 行 ・ 六 根 清 浄
大峯奥駈道参拝の前後に必要な手配を、ここでまとめて。
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※ 修験道は信仰の山。装束・作法・伝統を尊重しての登拝をお願いします。気象条件により登攀困難となる場合あり。
奥駈道の終着点(順峯の場合)にして、
熊野三山の中核。家津美御子大神(けつみみこのおおかみ)を主祭神とし、
本地は阿弥陀如来。
役行者が踏破した道の終わりに座す
修験道最大の到達点である。