戸戸隠山(とがくしやま) ── 天照大神を岩戸から引き出した 天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)が、岩戸を投げ放ち、それが落下したのがこの山と伝える。「戸隠」の名はそこに由来する。
九世紀、修験の祖・学問行者がこの山を開き、戸隠流忍びの源流ともなる修験道場を構えた。中世には 戸隠十三谷三千坊と称される一大修験勢力を擁し、比叡山・高野山と並ぶ天台修験の中心地となった。
頂上稜線は 蟻の戸渡り ・ 剣の刃渡りと呼ばれる絶壁。幅わずか数十センチの岩稜が左右に断崖を従え、足を踏み外せば数百メートルの落下となる。「恐怖を超えれば岩戸が開く」── 山伏たちはそう伝えた。
現代の戸隠神社五社 ── 奥社 ・ 中社 ・ 宝光社 ・ 火之御子社 ・ 九頭龍社は、いずれも修験道の遺構を神社として再編したもの。明治の神仏分離で姿を変えつつも、岩戸の信仰は今も生き続ける。
十 界 修 行 ・ 六 根 清 浄
戸隠山参拝の前後に必要な手配を、ここでまとめて。
※ 各リンクはアフィリエイト広告を含みます。手数料は本サイトの運営費に充当されます。
※ 修験道は信仰の山。装束・作法・伝統を尊重しての登拝をお願いします。気象条件により登攀困難となる場合あり。
信濃の地に深く根を張る古層の神社。
戸隠の天手力雄命と、諏訪の建御名方神は、
共に出雲系の力の神 ── 信濃の二大山岳信仰として
古より響き合ってきた。