修 験 道 巡 拝 EN
妙 高 戸 隠 連 山 国 立 公 園
戸 隠 山

戸隠山

T O G A K U S H I ・ S A N
── 天岩戸を抱く ・ 蟻の戸渡り ──
Elevation1,904m
Founded九世紀
Honzon聖観音菩薩
法 螺 の 音
戸隠山 ── 岩戸の声
天岩戸伝説と、断崖の修験道
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岩戸の向こうに、もう一つの日輪がある
山 霊 の 由 緒

戸隠山(とがくしやま) ── 天照大神を岩戸から引き出した 天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)が、岩戸を投げ放ち、それが落下したのがこの山と伝える。「戸隠」の名はそこに由来する。

九世紀、修験の祖・学問行者がこの山を開き、戸隠流忍びの源流ともなる修験道場を構えた。中世には 戸隠十三谷三千坊と称される一大修験勢力を擁し、比叡山・高野山と並ぶ天台修験の中心地となった。

頂上稜線は 蟻の戸渡り ・ 剣の刃渡りと呼ばれる絶壁。幅わずか数十センチの岩稜が左右に断崖を従え、足を踏み外せば数百メートルの落下となる。「恐怖を超えれば岩戸が開く」── 山伏たちはそう伝えた。

現代の戸隠神社五社 ── 奥社 ・ 中社 ・ 宝光社 ・ 火之御子社 ・ 九頭龍社は、いずれも修験道の遺構を神社として再編したもの。明治の神仏分離で姿を変えつつも、岩戸の信仰は今も生き続ける。

三 尊 習 合
本地Buddha Origin
聖観音菩薩
K A N N O N ・ B O S A T S U
戸隠九頭龍権現の本地。岩戸を開く智恵と慈悲を一身に体現する。
垂迹Kami Aspect
天手力雄命
T A J I K A R A O ・ N O ・ M I K O T O
天岩戸を引き開けた神。戸隠神社奥社の主祭神。
修験Shugen Patron
九頭龍権現
K U Z U R Y U ・ G O N G E N
戸隠山に古より棲む九頭龍神。修験道と水神信仰を一身に統べる。
修 験 十 戒

十 界 修 行 ・ 六 根 清 浄

  1. 不殺生 命あるものを断たず
  2. 不偸盗 人のものを盗らず
  3. 不邪婬 道ならぬ交わりを離れ
  4. 不妄語 偽りの言葉を発さず
  5. 不綺語 飾り立てた言葉を捨て
  6. 不悪口 人を罵る言葉を断ち
  7. 不両舌 二枚舌を用いず
  8. 不慳貪 貪欲の心を離れ
  9. 不瞋恚 怒りの炎を鎮め
  10. 不邪見 よこしまな見解を捨つ
修 験 の 儀
蟻 の 戸 渡 り
山稜 · 標高1,900m
幅50cm程の岩稜を、両側の絶壁を見下ろしながら渡る。距離およそ50m。風が強い日は通行不能になる。一度落ちれば回収困難。
剣 の 刃 渡 り
山頂直下
更に細い岩稜。ナイフの背を渡るような感覚から「剣の刃」と称される。両手を空に開いて重心を取り、一歩ずつ進む。
九 頭 龍 大 祭
六月十五日 ・ 中社
戸隠の地主神たる九頭龍権現を祀る大祭。雨乞いと豊作祈願、そして修験の道統を確かめる神事。
戸 隠 神 楽
中社 ・ 古来
天岩戸を開く神楽舞。神楽殿で年に数度奉納される、神話を身体で再現する古い芸能。
登 拝 の 入 り 口
所在
長野県長野市戸隠 ・ 戸隠神社奥社 ・ 標高1,200m / 戸隠山山頂 1,904m
起点
JR長野駅 → バス 1時間 → 戸隠中社 → 奥社 徒歩 1時間
所要
開 山 暦 ・ 祭 事
一月 二月 三月 四月 五月 六月 七月 八月 九月 十月 十一月 十二月 通 年 登 拝 可 中社例大祭 奥社秋季祭
通 年 開 山
五月八日 中 社 例 祭
十月十五日 奥 社 祭
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戸隠山参拝の前後に必要な手配を、ここでまとめて。

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cess-val">奥社より山頂往復 約7時間(熟達者のみ)
期間
五月〜十月(積雪期 山頂登攀不可)
禁制
蟻の戸渡り・剣の刃渡りは熟達者のみ
登山靴 ヘルメット必須 ハーネス推奨 雨具 水 2L 行動食
経 路 霊 山 一 覧

※ 修験道は信仰の山。装束・作法・伝統を尊重しての登拝をお願いします。気象条件により登攀困難となる場合あり。

結 縁 の 地
信 濃 国 一 の 宮

諏 訪 大 社

S U W A ・ T A I S H A

信濃の地に深く根を張る古層の神社。
戸隠の天手力雄命と、諏訪の建御名方神は、
共に出雲系の力の神 ── 信濃の二大山岳信仰として
古より響き合ってきた。

神 社 へ 詣 で る →

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