修 験 道 巡 拝 EN
出 羽 三 山 ・ 語 ら ず の 行 場
湯 殿 山

湯殿山

Y U D O N O ・ S A N
── 出羽三山・未来世の山 ──
Elevation1,500m
Founded六世紀
Honzon大日如来
法 螺 の 音
湯殿山 ── 未来世の声
語らずの行場と、未だ来らぬ世
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見ざる、聞かざる、語らざる ── 未来は心の中にある
山 霊 の 由 緒

湯殿山(ゆどのさん) ── 出羽三山の 奥の院。本宮は山中にあり、参拝者は素足になって御神体に対面する。御神体は何であるかを 語ってはならないとされ、千二百年もの間、その姿は紙に書かれず、絵にも描かれずに守られてきた。

湯殿の事は語るべからず ── 聞くべからず」── 古くからの定めである。芭蕉も湯殿に詣で、感極まって涙したが、奥の細道にはその姿を一切記さなかった。

三山のうち、湯殿は 未来世を司る。死(過去世=月山)を経て、再生(未来世=湯殿)へと至る修験道の象徴的構造において、最終目標たる山である。

本宮への道中、滝行・即身仏堂・梵字川など、修験道の奥義が幾重にも重ねられている。羽黒で生まれ、月山で死に、湯殿で再生する ── これが出羽三山巡礼の根本である。

三 尊 習 合
本地Buddha Origin
大日如来
D A I N I C H I ・ N Y O R A I
未来世の如来。宇宙そのものを身体とし、湯殿山の御神体はその顕現。
垂迹Kami Aspect
湯殿山大神
Y U D O N O ・ Ō K A M I
御神体の名は語らず。土地の温泉と火山の力を司る、原初の地主神。
修験Shugen Patron
湯殿山大権現
Y U D O N O ・ G O N G E N
再生と来世を司る権現。山伏は湯殿で「生まれ変わり」の儀礼を受ける。
修 験 十 戒

十 界 修 行 ・ 六 根 清 浄

  1. 不殺生 命あるものを断たず
  2. 不偸盗 人のものを盗らず
  3. 不邪婬 道ならぬ交わりを離れ
  4. 不妄語 偽りの言葉を発さず
  5. 不綺語 飾り立てた言葉を捨て
  6. 不悪口 人を罵る言葉を断ち
  7. 不両舌 二枚舌を用いず
  8. 不慳貪 貪欲の心を離れ
  9. 不瞋恚 怒りの炎を鎮め
  10. 不邪見 よこしまな見解を捨つ
修 験 の 儀
御 神 体 参 拝
本宮内 · 素足
受付で素足になり、お祓いを受けてから御神体に向かう。何であるかは 語らず。一度見たならば、心に納め、口を閉ざせ。
梵 字 川 滝 行
本宮入口 · 滝場
梵字を流すように刻まれた渓谷。山伏は滝に打たれ、六根の穢れを洗う。一般参拝者も心経を唱えて手を清める。
即 身 仏 拝 観
大日坊 / 注連寺
湯殿の奥之院では、生きながら土中に入り入定した行者の遺体が、即身仏として祀られる。鉄門海上人・真如海上人など、未来世に向けた究極の修行の姿。
湯 殿 山 大 祭
六月一日 · 戸開け
本宮の戸が開かれる日。湯気立つ御神体の前で、神官と山伏が祝詞を上げる。この日を境に、未来世への扉が開く。
登 拝 の 入 り 口
所在
山形県鶴岡市田麦俣 ・ 湯殿山神社本宮 ・ 御神体は語らず
起点
JR鶴岡駅 → バス 1時間 → 湯殿山仙人沢
開 山 暦 ・ 祭 事
一月 二月 三月 四月 五月 六月 七月 八月 九月 十月 十一月 十二月 登 拝 百 五 十 余 日 戸開け 戸閉め
開 山 期 閉 山 期
六 月 一 日 戸 開 け 祭
十一月三日 戸 閉 め 祭
旅 程 を 完 結 さ せ る

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所要
本宮往復 約1時間(参籠所より)
期間
四月二十九日 〜 十一月三日
禁制
写真撮影厳禁 ・ 御神体は語らず描かず
タオル(素足拝観のため) 心経本 賽銭 白装束(任意)
経 路 霊 山 一 覧

※ 修験道は信仰の山。装束・作法・伝統を尊重しての登拝をお願いします。気象条件により登攀困難となる場合あり。

結 縁 の 地
羽 後 国 一 の 宮

鳥 海 山 大 物 忌 神 社

C H Ō K A I ・ J I N J A

出羽の北に独立する鳥海山。山自体が信仰の対象であり、
湯殿の「語らず」の伝統と通じる古層の山岳信仰を保つ。
三山巡礼を終えたのち、鳥海へ詣でて出羽の精神圏を完結させよ。

神 社 へ 詣 で る →

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